GSX-RときどきNSRところによりランエボ

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フロントブレーキの整備(マスター分解ほか編)・・・の巻

お盆も終わって何だか気温も下がったような・・・
しかし今年の夏は、遅い梅雨明けもあって本当に短かったな
また彼岸を迎えると一気に秋めいてくるんだろうな
 

さて前回のつづきで今回はマスターシリンダーを見てみようかね

 
まずはブレーキレバー一式の取り外し
それほど、痛みは見られないな・・・とは言いつつ20数年何も触られていない可能性があるからね・・・
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次にレバー、タン、ハラミ、ミノ・・・夏はやっぱり焼肉だな・・・
もとい・・・次にレバー、マスター、タンクに3分割
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今回のメインであるマスターをさらに分解する
まずはタンクとの接続部分を・・・
シミのような錆びが発生しているけれど、ケースからサークリップへと生き物みたいにジワリと生息域を広げてる
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サークリップを取って、中は・・・
おっ!案外きれいだったな
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よし!次はいよいよ本丸のピストンだ
ん・・・開ける前から怪しいな
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未塗装部分には錆び、塗装部分はフルードと隣り合わせで剥げ・・・
定期的に手入れしないといけないのかな?
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恐る恐るブーツを外してみる・・・
あー、やっぱり錆びてるけれど、マシな方かな。
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早速、サークリップを外して、ピストンを抜いてみる
おっ!案外きれい・・・かな?
いや、シリンダー内にもサビの跡(赤の囲み部分)・・・。
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ぐるりとピストンカップ(ゴム)の定位置にサビが・・・
動かない時期がしばらく続いたんだろうな。
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それと、ピストン側を見てみるか
シリンダーの内壁と接触しているのはカップ(ゴム)だけじゃなくて、ピストン本体(金属同士)もだけれど、箇所は必ずしも均一じゃないんだね。
※赤丸は接触していた箇所。
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写真の反対側はもっとハッキリしているかな?
エンジンオイルじゃないけれど、ブレーキフルードも定期的な交換が必要なんだね。
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さて・・・どこまでどう交換しようかね。
ピストンとカップはセット供給だから選択肢は無いとして、マスター(シリンダー側)は大丈夫かな?
 
①サービスマニュアルでは「内面に傷、腐蝕その他の損傷がないか点検する」とあ
る。
②サビの部分も含めて触っても凹凸は無い。
③交換の是非について、ネットなんかでは「効き具合に不満でブランド物の社外品にグレードUP!」はたくさんあるけれど「消耗したんで部品交換!」ってのは見当たらない。
 
交換するか否か、交換するならば社外ラジアル・・・って選択もあるし。
少し考えようかね
 
さて、ついでにキャリパーのお色直しでもしようかな
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剥離剤なんかは使用せず、2000番のペーパーでサビや表面をザッと削って、適当にマスキング・・・塗り塗り。
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よし!
いい感じの黒になった
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次はいよいよ部品交換と組み付けだなぁ
次回へつづく
 
それじゃまたね