GSX-RときどきNSRところによりランエボ

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フロントブレーキの整備(分解編)・・・の巻

毎日暑いね
えっ・・・天気予報では外気温が38℃
夏真っ盛りだ
庭の木にもセミがたくさん・・・鳴き声もピークかな?←昆虫嫌いな方、申し訳ない
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さて、スタンダードな整備と言うことで、今回はずっと気になっているフロントブレーキをやってみようかね
 
目的は2つだ
1つ目は、このブレーキの効きに関しては普通に止まるから良いんだけれど、NSRと比べてタッチと言うか握ってから初期は同等だけれど、中間から奥がね緩い(柔らかい)感じであること
もちろんメーカー(ニッシンとトキコ)や構造(4ポットと6ポット)の違いやそれぞれの味付けなんかも違うから
しかし、トキコの6ポットって、ネットでは酷評みたいだね
今回の整備の結果として、何も変わらないかも知れないけれど、それはそれでこんな味付けのキャリパーです・・・ってことかな
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2つ目は、購入時から装着されてたブレーキホース(アールズ製)のカシメ部分をカバーしているビニールがガビガビになっていること(新品に交換)。
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ブレーキに関しては恐らく新車から一度も分解整備されてはいない感じだから、ついでにマスターからキャリパーまでこの際キレイにやっておこうかね
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早速スタート
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まずはキャリパーの様子を見てみる
右側から・・・まぁまぁ汚いね
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次に左側・・・汚いけれど、んっ?
ダメだこりゃ、片側のピストンはお休み中かね
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次に割ってみる・・・右側から。
20数年前にスズキかトキコの工場を旅立ってから、久しぶりに日光を浴びただろうな。
なるほど・・・こんな構造になってるんだね。
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うわぁ!オイルのラインが動脈硬化じゃんか
しかし、ブレーキは効いてたんで完全に詰まらずにいたんだろうかね。
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・・・と言うことは、オイルラインからどんなものが出てくるのかな?
ヒョエー!こりゃダメだよ。味噌(熟成)が出てきたよ。
本当にこの車両は、数年間か十数年間か、放置車両だったんだろうな。
これを見ている90年代半ば年式でしばらく不動車だった車両をお持ちで、かつ、一度もキャリパーを割っていないオーナーさん・・・気を付けてね
このあともいろいろ出て来そうで楽しみだ。
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さて左側は・・・動脈硬化は無いけれど汚い。
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次にピストンを外してみるか。
うわぁ、ダストシールが盛り上がってるよ・・・ってことは、シールの溝に相当ゴミかなにか詰まってるんだろうかな?
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ちなみに外したピストンにもしっかりと味噌が・・・。
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さて、シール類を外そうかね。
ダストシールとピストンシールと一気に外してみる。
うわぁ!諸先輩方のブログなんかで「ひどいなー汚いなー」と見ていたけれど、自分のも変わらないね。
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ちなみに左上がダストシール、右下がピストンシール。
特にダストシールにゴミが付着。ブレーキオイルが固着しているようだね。
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最後に3つのピストンを外してみる。
やっぱり、ダストシールが盛り上がった部分は、ゴミとそれに伴ってサビが発生していたよ。
このキャリパー大丈夫かな?
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よし!次はマスターの取り外しと、キャリパーの掃除をしまくってみるかね
次回へつづく・・・
 
それじゃまた来週