ご覧の方で、台風19号で被害に遭われた方の一日も早い復旧をお祈りします。
強風圏内にも入っていない遠く離れた九州の地でもすごい風だった。
暴風圏内なんてとんでも無い状況だったと想像がつく。
被害に遭われてなくても、雨風に打たれたバイクや車は潮風を被ってるかもしれないので早めの洗車がいいです(近隣の海が満潮だったら特に)。
潮風が来たかどうかは、自宅や近所の庭・公園・街路樹などの木々が、ある一方向だけ枯れ(変色して)いる・・・ならば間違いないです。
さて、先月か先々月だったか?フロントブレーキの整備をやったものの、特にキャリパーは20年間無整備と思われる状態だった。
そんなこんなで最近は引きずり音も出てきたし、前オーナーもさすがにリヤだけ分解整備はしていないだろう・・・と言うことでやってみることにしたよ。
まぁ恐らく同じ状態だろうけれど・・・。
今回はキャリパーのみならず、マスターも・・・
タンクも・・・
すべてやりましょうか・・・。
早速、シートカウルを分解しよう・・
・・・リザーバタンクが分解できないからね。
GR7DAはリザーバタンクの固定ボルトを取らないと蓋があけにくかったりする。
ところでブレーキフルードは危険だ。薄いプラスチック類は変質するもんね←以前、メーターパネルが割れたなぁ。
蓋も容器もなんだかヤバい。
しっかり中にゴミも沈んでいたり・・・車検準備の時に見て見ぬふりしたような。
まずはフルードを抜き取り。
とりあえず、時間がかかりそうなキャリパー整備から進めるとしよう。
まずはトルクスロッドのボルトを取り外し。
固い・・・さすがに結構なトルクが掛かってるようだ。
しかし、フロント側のボルトには絶対に抜けないように割ピンが打ってあるけれど、どうしてリア側は無いんだろう?
続いて、ホースを取り外し・・・。
おぉ・・・やっぱりバンジョーボルトもけっこう来てるな。
こりゃ、キャリパーがお楽しみだ。
次にハウジングボルト(2本)を緩めておく。
最後にマウンティングボルト(2本)を外したら・・・
よし!取り外し完了だ。
おっと、ホースから残党がダラダラ・・・ヤバいヤバいとビニル袋と輪ゴムで対応を。
20年間お疲れ様でした・・・イヤイヤ、まだまだ頑張ってもらわないとね。
塗装もいい感じでヤレテいるし、なんだかくたびれたよ・・・って言ってる。
しかし、考えてみたらこのバイクの中で一番下に付いてる機器?
環境が良くないから仕方ないかな。
ブリーダもガビガビだな。
こりゃ交換しよう。ちゃんと取れるかな?
もう少し記録に残すか。
OPPOSED PISTON・・・直訳すると、反対のピストン?
確かに逆向きタイプのキャリパだ。
こんなところにも文字が・・・リヤもトキコ製なんだ。
普段なかなか見えない部分も見えておもしろいな。
とりあえず、パッド類を分解しよう。
ピンもスプリングもガビガビだから交換しようかな。
このキャリパ、車体に装着状態でのパッド取り付けは至難の業だ・・・と感じるのは
私だけかな?
次回へつづく・・・
それじゃまたね。