GSX-RときどきNSRところによりランエボ

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GSX-Rの始動不具合調査・・・の巻

山道にも枯葉が落ち始めて、気を付けないといけない季節になってきた。

ところで11月に入ったと思ったら、もう一週目が終わろうとしているな(-_-;)

これはもしかしたら・・・あっという間に今年も終わりそうな予感がするよ(>_<)

 

遡ること一日前・・・

さて、朝から、先週の続きでもある「エンジンがかからない病」の調査を行うこととしたた(@_@)

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まずは、イグニッションコイルにアクセスするため燃料タンクの取り外しから。

シートカウルを取り外して、タンクのヒンジごと一気に行こう。

タンクのリフトアップ機能は便利なのだが、いざ、タンクごと取り外す際は一手間必要である。

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ただ、これでタンクは外れない(*_*)

コックから出る2本のホースを外す。

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次に燃料ポンプの配線カプラーを取り外す。

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おっと、タンクのドレンホースも2本抜きましょう。

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さてマニュアルに沿って進めようかな。

点火系では、大きく3つ確認することが明記してある(@_@)

イグニッションコイル

②シグナルジェネレーター

③イグナイター

本来であれば、まずもってプラグをエンジンから外しての空始動時のピーク電圧を測定する必要があるが、ピークホールド機能があるテスターが必要であるため、見送った(;ω;*)

今後必要になりそうだから、そのうち買っておこう。

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それではまずは①から行きましょう。

一次側(コイルの端子間)の測定からで、規定の抵抗値は2.4Ω~3.2Ωの範囲とある。

No.1気筒とNo.4気筒を担当しているコイル(33410-33E10)では、2.8ΩでOKか(*_*)

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次にNo.2気筒とNo.3気筒を担当しているコイル(33420-33E10)では・・・2.8ΩでOKか(*_*)

と言うことで、一次側は範囲内のため異常無し。

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次に、二次側(プラグキャップ間)の測定で、規定の抵抗値は30KΩ~40KΩの範囲とある。

No.1気筒とNo.4気筒を担当しているコイル(33410-33E10)では、36.0KΩでOKか(*_*)

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次にNo.2気筒とNo.3気筒を担当しているコイル(33420-33E10)では・・・あっ(-"-)

5.45MΩでアウトか(._.)

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念のため、電極棒を入れ替えてもう一度・・・4.63MΩか(._.)

と言うことは、コイルは生きているが、コード~プラグキャップ間のどこかがダメってことか(;ω;*)

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ん・・・しかし、これまで二気筒になったことなんて一度も無いしなぁ(-"-)

なぜだろうか?

念には念をでテスターを入れ替えてみるか(@_@)

MADE IN JAPANの三和電気計器製から、シャンシャンの故郷製と思われるが一番愛用しているガッタレへ(⑅´。•ᵕ•。`⑅)

えっ・・・34.9MΩで異常無し(-_-;)

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ちなみにとどめを刺すように、もう一台テスターMADE IN JAPANの日本計測製で計測(・_・;)

うっ・・・34.9MΩで異常無し(-_-;)

三和製は、まぁ仕方ないよ・・・長年使用しているし、校正なんかしたことも無い(-_-)

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イグニッションコイルに異常は無かったとして、接点復活剤を塗布し元に戻そう。

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ここで小休憩・・・GR7DAは軽量化のため、エンジン外装パーツの一部はマグネシウム製。

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次に②のシグナルジェネレーターの点検を行こうか。

イグナイタに接続されているハーネスカプラー(ねずみ色)を外して、黒配線と緑配線間の抵抗を測定。

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規定の抵抗値は50Ω~200Ωの範囲とある。

結果、171.0ΩでOKか(*_*)

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最後に③のイグナイターユニットの計測だ。

これは各端子間の抵抗値を測定するのだが、各端子の組合せだから約100ヵ所くらい当たって行く必要があった(-"-)

結果、規定値内でOK。

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と言うことで、ピーク電圧を行っていない関係で完璧な点検にはならなかったけれど、点火系の大きな3つに異常は見当たらなかったなぁ(*_*)

ん・・・あとはプラグかバッテリー?

ここまで分解しているからプラグを見てみようか・・・ちょっと黒いが交換したのは確か前回の車検頃だったかな?

だから、走行距離にして2,000~3,000キロくらいのため問題ないかな?

※写真はNo.3のもの。

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ここで小休憩('_')

ついでにエアクリーナーも掃除しよう。

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今年の車検時に掃除したから、ゴミもそんなに付着していないな。

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残るはバッテリーか・・・

電圧が弱くなって火がつかなかったのかな?

今年の夏、冷却ファンが回った際、ガクンとエンスト寸前までアイドリングが落ち込んだことはあったな(・_・;)

現在の電圧は、12.74V('_')

前々回のブログにも記載しているが、前回交換が2019年12月29日(1年10ヵ月経過)だから、もうそろそろ良い時期でもあるな・・・。

ちなみに前回交換時は、お出かけ先でセルが回らず押し掛けで始動させた苦い過去がよみがえる(-"-)・・・ちなみに当時の帰宅後の電圧は12.72Vだった。

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とりあえず、明日(日曜日)は早朝チョイノリして、先週と同じように行動して再現してみるか。

何があるかわからないから、念のため、いつもの車載工具を下して、今日と同じ作業が行える道具と予備プラグを積載して行こう(・_・;)

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そして今日・・・


今朝は晴れているが、気温もそんなに低くないな(⑅´。•ᵕ•。`⑅)

しかし、もう早朝からすれ違うバイクも見なくなった(*_*)

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再始動しない可能性もあり、エンジンも切らないノンストップだ(・_・;)

下り坂になるのは、ここから少し走らないといかん・・・さすがにここから押して帰りたくないな(-"-)

休憩時間は3分間で、至福の一服も急ぎでトンボ返り。

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往路では、特に異常も無くて、いつもより良いんじゃない?と思えるくらいとても調子が良い。

さて、帰って、先週の再現のため、ガススタでの給油時間相当(5分程度)停止して、再始動するかどうかを試そうか(*_*)

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復路も特に問題無く、帰宅。

エンジンを5分間停止・・・その間の電圧を測定してみる。

13.19Vか。約20キロの走行で充電されたんだろうな。

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そして、5分後にエンジン始動・・・「キュルキュル・・・ブォン!」(・_・;)

そう来たか・・・今日はかかったね(-"-)

ちなみに始動~停止後の電圧は、12.85V。

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もう一度、始動~停止後の電圧は、12.77Vとなった。

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とりあえずこれから寒い冬になるし、バッテリーを注文しておこうかな('_')

そして、バッテリー交換後に再発するかどうかは、またしばらく様子をみるしかないな。

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それじゃまたね\(^o^)/